2009-04-22 第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
さらには、九二年十一月に、プルトニウムの輸送、核ジャック阻止のために、あかつき丸と「しきしま」に乗り込んで警護に当たった。大変な精鋭部隊でありまして、アメリカの特殊部隊のシールズの指導も受けたというふうに本には書かれているわけでございます。
さらには、九二年十一月に、プルトニウムの輸送、核ジャック阻止のために、あかつき丸と「しきしま」に乗り込んで警護に当たった。大変な精鋭部隊でありまして、アメリカの特殊部隊のシールズの指導も受けたというふうに本には書かれているわけでございます。
海上保安庁が、例の九二年、あかつき丸のプルトニウム輸送の際につくった「しきしま」というのを現在一隻持ってございまして、これは相当装甲も厚く、また機関砲その他を持っていると聞いております。また、十三隻ですか、ある程度外洋型の巡視船も持っているということも聞いております。
このための船として、海上保安庁は「しきしま」というのを建造し、平成四年の十一月から平成五年の一月まで、プルトニウムを輸送するあかつき丸という船でありましたけれども、それの護衛を実施いたしました。
○鷲尾委員 この「しきしま」を建造する、海保が、あかつき丸を護衛して航行していくんだということでありましたが、当時、「しきしま」という巡視船がない状態を考えたときに、プルトニウムを例えばヨーロッパから日本まで護衛していくということをする目的の一つとして、海上自衛隊の船というのは考えられなかったんでしょうか。
ちょうど、あかつき丸のウランの船が出たところの、あの港の近くでございます。一万五千人の町でございますが、私の町も一万五千でございましたので、そこと私が町長のときに姉妹縁組をいたしました。 それをしましたところ、非常に質素に見えますけれども、豊かである。丘の上には昔の古城がある。古城がちょうど日本でいいますと公民館的な要素を持って、市民が十分にそれを、みんな利用できる。
そして最後には、核物質の防護上の要請でフランスから返還プルトニウムを運んだあかつき丸の輸送もその輸送ルートを公表できなかった。私は、動燃に課せられた他の事業団には見られないこれら四つのことによる閉鎖性というものがあったんではないかと。 これによる閉鎖性があるというのは、難しい言い方かもしれませんけれども、この四点があるから理解できる部分も確かにあるんですよ。
○阿部政府委員 なかなかこの問題は難しい問題でございますだけに、前回の例以来いろいろ検討して、また最近米側と協議を始めたわけですけれども、例のあかつき丸のようなやり方をそのまま踏襲するのか、あるいはほかの方法があるのか。
これは、これから行うものにつきましては、その都度、いろいろな要素を検討しまして決めることになると思いますが、過去に行われました例としては、あかつき丸でプルトニウムを運びましたときには、記録によりますと、海上保安庁の「しきしま」が警備に当たったというふうに承知しております。
数年前と思いますが、日本の「あかつき丸」という高放射性廃棄物の運搬船が、これは日本の海上保安庁の船でございますが、フランスからインド洋を通りまして貴国の南をずっと通って太平洋に出て我が国に帰港したわけです。
世界そして日本でも随分と騒がれましたあかつき丸で運ばれたプルトニウムも、たしかまだ利用されずに貯蔵されていると聞いておりますが、いかがでしょうか。
そしてまた、いろんな議論がある中で、いわゆるあかつき丸輸送、こういったものも成功させた。相当アメリカから文句を言われながらちゃんとやった。まさに動燃はあらしの中でもめげずに先進的な役割を果たしてきた面は認めざるを得ないと思うんです。しかしながら、そういう中で肝心なところが腐ってきているんではないかと言わざるを得ないんですね。
日本におきましては、九三年一月でございますけれども、茨城県の東海村の東海港にプルトニウムの輸送専用船あかつき丸、四千八百トンが入ったわけでございまして、これには一トンのプルトニウムを積んでいたと、原爆にいたしますとこれが百発分の原料になると言われているわけでございます。
○政府委員(加藤甫君) 放射性物質なかんずく先生おっしゃいましたプルトニウム等につきましては、奪取あるいは盗取されたりした場合の社会的な反響が非常に大きいということから、厳格な警備、警戒の体制をとることといたしておりまして、さきのあかつき丸の輸送におきましては巡視船一隻を常時並行、随伴させまして警備を行ったところでございます。
○中尾則幸君 今度は放射性物質の海上輸送について、あかつき丸の例を出してちょっと伺いたいと思います。 あかつき丸でプルトニウム輸送を行った際、これ一九九二年十一月にフランスから持ち込まれたわけですけれども、沿岸各国から航行についての苦情、抗議等が寄せられたということが報ぜられております。
○峰崎直樹君 そのアメリカなんですが、もちろんアメリカのすべての人がそう思っているという意味じゃなくて、どうも日本はやはりプルトニウムというものを異常に持ち過ぎているんじゃないか、そういう新聞の論評なども私どもよく見るわけでありまして、たしかあれはあかつき丸でプルトニウムを海上輸送したときも、全世界から日本は一体これからプルトニウムをどうしようとしているんだろうかと。
○清水澄子君 二年前のあかつき丸によるプルトニウム輸送のときには、輸送計画のやはり情報を公開せずに国際的な環境団体や通過沿岸国から非常に強い非難を浴びだと思います。
前回のあかつき丸によるプルトニウムの輸送のときに、大変大きな国際問題になったことはもう長官も御承知のことと思いますけれども、その後、江田長官のときに、今後そういうプルトニウム類似の高レベルの物質を運ぶときは、ルートと日程の事前公開を原則とすると言ったか、とにかく事前公開するように努力するというふうに答えていると思います。
○田中国務大臣 あかつき丸の件は、あれは日本独自のことで、日本の船で輸送をいたしましたのですから、そのときの江田先生の御発言はそれでよろしいと思いますし、私も同感です。 今回は、今鮫島先生がおっしゃいましたように、プルトニウムではなくて高レベルの廃棄物でございますが、これはフランスのコジェマに依頼してありましたものをイギリスの船会社で輸送するというのが実情でございます。
我が国のプルトニウムの保有量に関しましては、フランスから二酸化プルトニウムを輸送いたしましたあかつき丸が日本に到着しました昨年一月五日の時点で、原料プルトニウム粉末中の核分裂性プルトニウムの量で約一・六トンの保有量となっております。現在、この量につきましても最新のデータに更新するための作業中でございます。
先生御指摘のとおりに、イギリス及びフランスと契約いたしております再処理契約、その再処理契約の結果出てまいりますプルトニウムと高レベル廃棄物等々の返還でございますが、プルトニウムにつきましては、核分裂性プルトニウム約一トンがあかつき丸によりまして返還輸送されましたことは御承知のとおりでございます。
一つは、先ほどもお話にございました「もんじゅ」をめぐる問題でございますが、平成四年の十二月八日の当委員会におきまして、プルトニウム輸送船あかつき丸が、ちょうどあのときフランスから日本へ航送中の時期でございます。その時期にこの委員会で、近江長官、委員の立場からの質問をされておるわけでございますが、こんなことを言っておられるのですね。
プルトニウムなんというものは、副大統領になる前から、日本のプルトニウムをフランスとの原子力協定、そんなことで日本があかつき丸で運ぶなんてもってのほかだというんで、やめさせろというようなことをアメリカ議会で演説ぶっているのですから、ゴアさんという人は。はっきりしている。ペリーさんという人も実は非常にはっきりしている人だ。
また、核実験の再開を検討する国の情報などもちらちらと飛び交っておりますし、あかつき丸によるプルトニウムの輸送問題、あるいは最近のホットな問題としてロシアによる核廃棄物の日本海への投棄、こういった中で大変国民の皆さんは不安を持っているということが顕在化しました。もちろん、もともと大きな不安を持っているわけですけれども、そういう中で今回環境基本法が審議されている。
それからフランスのコジェマでございますが、これは昭和五十九年に一回、これは海上輸送でございまして、さらに最も新しいものは平成五年、すなわちあかつき丸によります輸送でございまして、これももちろん海上輸送であったわけでございます。 それから、購入プルトニウムでございます。
○翫正敏君 本当はあかつき丸のことについてもっと詳しく聞きたかったんですけれども、時間の関係などで一点だけごく簡単に申します。
○国務大臣(江田五月君) あかつき丸によるプルトニウムの輸送が去年の暮れからことしにかけて行われたときは私ども野党でございまして、何と秘密主義でやっているじゃないか、もうちょっとみんなにオープンでやったらどうだというような感じを持ったのは事実でございます。私自身もそういう感じを持ちました。